異例!広島・佐々岡監督、秋季Cでの「実戦サバイバル」を予告

[ 2019年10月16日 05:30 ]

笑顔で練習を見つめる佐々岡監督
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 広島・佐々岡真司監督(52)は15日、11月に宮崎・日南で行う秋季キャンプでの「実戦サバイバル」を予告した。過去2年間で1度も行われなかった紅白戦が、今秋は最大8試合組み込まれる可能性がある。若手投手を豊富な実戦機会で試し、来春キャンプの1軍スタートをかけたテストとする。

 秋の日南で、新監督のカラーが色濃くなる。秋季キャンプにおける各クールは4勤1休を予定。その間に2試合の紅白戦を組む構想があるという。全4クールで最大8試合。異例ともいえる秋の実戦漬けには、競争意識を植え付けたい佐々岡新監督の狙いがある。

 「フェニックス(リーグ)のメンバーは、秋のキャンプに行けるかの見極め。そこから次は、春に連れて行けるかどうかを見てみたい。フェニックスで実戦をやっているわけだから、その流れのまま秋も入ってくれればいい」

 早くも「実戦サバイバル」が幕を開ける。17、18年の秋季キャンプでは1度も紅白戦はなく、実戦形式はシート打撃のみだった。クライマックスシリーズに進出した時とは事情が異なるとはいえ、技術練習が中心だった緒方前監督とは異なる船出となりそうだ。

 高ヘッドコーチも「実戦で多くの投手を見てみたい」と話すように、狙いの一つは若手投手の見極め。現在、宮崎で開催されているフェニックスリーグに参加する13投手は、岡田を除けば1軍実績に乏しい若手投手。大半がそのまま秋季キャンプに参加する見込みで、実戦を通して来季の戦力になり得るかを試されることになる。

 「結果は最終的なものでしかなくて、どれだけ抑えても内容が悪ければ意味がない。全員を白紙にして、競争してもらう」

 今季は岡田、薮田、野村と実績組の2軍調整が続くと、それを補う若手投手の台頭に乏しかった。そんな中で高卒2年目の山口、遠藤が1軍経験を積んで、来季の先発ローテーション入りに名乗りをあげた。さらに、アドゥワ、塹江、島内と好素材がそろうだけに、し烈な争いは必至。秋の日南から生き残りをかけた競争の鐘が鳴る。(河合 洋介)

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