明日に迫ったドラフト会議 今年生まれる名場面は…

[ 2019年10月16日 09:30 ]

大船渡・佐々木朗希投手
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 17日にプロ野球のドラフト会議が開かれる。当日のスポーツ紙各社の紙面には、12球団の指名予想が掲載される。注目は大船渡の佐々木、星稜の奥川、明大の森下の3投手。「BIG3」に対し、それぞれ何球団が競合するのだろうか。

 15日には、スカウト会議を開いたロッテが佐々木の指名を表明。一方でヤクルトは奥川の入札を発表した。育成か、それとも即戦力か。各チームが抱える事情で戦略は異なる。当日まで公表しないのも戦略の一つ。そこにもまた、名場面が生まれる。

 昨年は高校生野手に人気が集中。根尾(中日)、藤原(ロッテ)、小園(広島)ら史上初めて11球団が高校生野手を1位で指名した。今年は「BIG3」の他にも、創志学園の西やJFE西日本の河野ら投手陣の評価が高い。昨年とは異なり「投高打低」のドラフトとの呼び声が高い。

 過去には幾つものドラマが生まれた。記者は11年のドラフト時、神奈川県平塚市内の東海大にいた。最速157キロ右腕であり、巨人・原監督の甥としても注目を集めた菅野の取材だった。巨人と相思相愛と思われたが、日本ハムも1位指名し、抽選の末に、日本ハムが交渉権を獲得した。

 困惑した表情を浮かべながらも、しっかりと会見場に姿をみせたことに感心した。「ずっと、この10月27日を夢見て頑張ってきた。特別な思いもあった。無事に終われたことにホッとしています」と自身の言葉で率直な思いも口にした。途中、言葉に詰まる場面もあったが、真っすぐに前を見つめる視線からは「こういう選手がプロで活躍をするんだろうな」と感じたものだ。

 その菅野は17、18年と2年連続沢村賞を獲得。15日には国内FA権も獲得した。今年はどんなドラマが待ち受けるのか。令和の怪物と称される佐々木には何球団が競合するのか。DeNAのあっと驚く単独指名はあるのか。明日が待ち遠しい。(記者コラム・川手 達矢)

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