151キロ右腕の日体大・吉田、指名漏れから1位候補に成長

[ 2019年10月16日 09:00 ]

「明大・森下と双璧」と呼び声高い151キロ右腕・吉田

 【17日ドラフト会議 隠れた逸材ファイル(4)日体大・吉田大喜投手】大学生右腕では「明大・森下と双璧」の呼び声高いのが、日体大の151キロ右腕・吉田だ。「完成度では森下に負けているけど、ストレートは自信を持ってやってきた」と力を込める。

 今夏、大学日本代表入りし、日米大学選手権に出場した。救援で全5試合に登板し、5回2安打4奪三振1失点。強打の米国打線に対しても「直球は通用したと思う」と自信をつけた。同部屋だった森下からは大きなヒントも得た。

 「森下は直球(の軌道)から曲げていた。直球に近い変化球を試そうと思ってカットボールに近いスライダーを投げたらうまくいった」

 カウントを取ったり、決め球にも使える。投球の幅が広がった。元々は直球とスプリットのコンビネーションを武器にしていたが「どうしても警戒されてしまう」と見逃される場面が増えていただけに、大きな収穫となった。

 中学時代は軟式野球部に所属し、高校は公立の大冠(大阪)でプレーした。140キロ台の直球を計測し、プロ志望届を提出したが指名されず、日体大に進学。1学年上は松本航(現西武)、東妻(現ロッテ)が活躍し、昨年まで登板機会は少なかったが、今年は先発&抑えでフル回転。今秋の大東大戦ではリーグ戦初完封を達成し、12球団から調査書も届いた。「1位候補に入ってくる」とのスカウト評通り、早い段階で吉田の名前が呼ばれそうだ。 (ドラフト取材班)

 ◆吉田 大喜(よしだ・だいき)1997年(平9)7月27日生まれ、大阪府出身の22歳。小5から野球を始め、大冠では3年夏の大阪大会4強。甲子園出場なし。日体大では今春、防御率リーグトップの1.23をマークした。1メートル75、80キロ。右投げ右打ち。

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