中日・与田監督、東邦の石川1位指名を公言!「将来、根尾と石川で中軸を」17日ドラフト

[ 2019年10月16日 17:40 ]

東邦の石川
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 中日の与田監督は16日、都内のホテルでスカウト会議後、取材に応じ、あす17日のドラフト会議で東邦・石川昂弥内野手を1位指名することを明言した。

 「決まりました。石川で行きます」

 約2時間半の会議を終えた指揮官は、澱みのない目ではっきりと石川の名前を口にした。

 星稜・奥川や大船渡・佐々木ら将来性豊かな投手もいる中、野手の1位指名に踏み切った理由について「右の長打力あるバッター。将来、根尾と石川で中軸を打てるように。そういう期待を込めていきました」と説明した。

 高校日本代表などの試合を映像チェックした与田監督は「金属バットから木製バットに対応できていて、動きもそう。素晴らしい」と石川を評価。

 前日に公言した理由について「黙っていられないから。皆で決めたこと。ごまかしたりする必要がない。球団の総意」ときっぱりと語った。

 松永編成部長も「将来的に3番・根尾、4番・石川として骨格ができる可能性がある選手に行った方がいい」と昨季、ドラフト1位で獲得した根尾と中軸で活躍できる逸材とした。

 ▼石川 昂弥(いしかわ・たかや)2001年(平13)6月22日生まれ、愛知県半田市出身の18歳。有脇小2年から野球を始め6年時にドラゴンズJr.に選出。亀崎中では知多ボーイズに所属し投手兼内野手。3年時にNOMOジャパンに選ばれ米国遠征に参加。東邦では1年春からベンチ入りし2年秋から3年春の選抜で背番号1。2、3年春に甲子園出場。1メートル85、87キロ。右投げ右打ち。

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