駒大、1年生のバットでノーノー阻止からの大逆転

[ 2019年10月16日 12:32 ]

東都大学野球秋季リーグ戦第6週第1日 1回戦   駒大3―2亜大 ( 2019年10月16日    神宮 )

サヨナラ打で折れたバットを掲げる駒大・東
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 駒大があわやノーノーの大ピンチを一気にひっくり返してサヨナラ勝ちした。

 8回まで亜大・松本健吾(2年=東海大菅生)の前に四球1つに抑えられ、9回表に2失点。敗戦というよりノーヒットノーランの屈辱敗戦が濃厚な状態から奇跡が起こった。先頭打者が敵失で出塁すると、この日初めてベンチ入りした1年生の保谷(ほたに)駿(駒大高)が代打で登場。「ベンチ裏でバットを振っていて出番を待っていました。監督から流れを変えて来いと言われ、打つ自信もありました」と粘った8球目を中堅右に初安打を放って悪夢を払拭。無死一、三塁とチャンスを広げ若林楽人(3年=駒大苫小牧)が中前に完封を阻止。バント安打で満塁となって松本健をKO。代った松本晴から菅力也(4年=崇徳)が死球を受けて同点にすると、代打東凛太朗(4年=平塚学園)がバットを折りながら中前にサヨナラ打を放った。

 「こういうこともあるんですね。保谷は足もあるし、併殺はないと思って送り出した。こんな働きをしてくれるとは。東も4年生最後なんだから思い切って行けと。竹本も粘ってくれたからね」

 大倉孝一監督は選手が一丸となって達成した大逆転劇を喜んだ。

 サヨナラ打を放った東は目に涙を浮かべ「チャンスをもらって感謝です。バットは折れたけど、大事なバット。部屋に飾っておきます」とナインの手荒な祝福を受けた。竹本祐瑛(3年=八戸西)もリーグ戦初完投勝利。東洋大戦から3連勝。チームがいい方向に動き始めた。

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