金田さんに最後のお別れ 村田兆治氏が告別式で弔辞 王氏、張本氏ら参列

[ 2019年10月14日 05:30 ]

弔辞を読む村田兆治氏(株式会社カネダ企画提供)
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 国鉄、巨人でプレーして歴代最多の通算400勝を挙げ、6日に急性胆管炎による敗血症のために86歳で死去した金田正一氏の告別式が13日、都内で営まれた。近親者とともに、巨人で一緒にプレーしたソフトバンク・王貞治球団会長(79)、張本勲氏(79=スポニチ本紙評論家)ら約210人が参列。故人に別れを告げた。

 喪主で長男の俳優・賢一(58)から「顔を見てあげてください」と言われたという張本氏は「ご苦労さまでした、と伝えた。300年たってもあんな投手は出てこないでしょう」と話した。

 生前の希望に沿って弔辞は、金田氏のロッテ監督時代に投手として共に日本一を経験した村田兆治氏(69)が読んだ。賢一は「温かい村田さんの言葉を頂いた」と述べた。戒名は付けないという。後日改めて「お別れの会」が行われる予定。

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