「流れを持ってくるプレー」ソフトBを救った牧原の好守と勇気

[ 2019年10月14日 05:34 ]

パ・CSファイナルステージ第4戦   ソフトバンク9―3西武 ( 2019年10月13日    メットライフD )

4回2死一塁、栗山のニゴロを好捕する牧原(撮影・島崎忠彦)
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 【CS追球ズーム ここにFOCUS】守備位置に常識は存在しない。アウトを奪えば、それが正解だ。1点を返され、3―1となった4回2死一塁。西武・栗山の痛烈なゴロは一、二塁間へ。完全に安打性の打球だったが、そこにソフトバンク・牧原がいた。

 「ファウルも一塁側に飛んでいたし、ある程度、頭にあった」

 引っ張り傾向にある左打者とはいえ、定位置からは後方に3メートル、一塁側へ3メートル寄ったのが、好判断だった。

 そこに「勇気」も加わる。「対戦していれば分かる。打った瞬間、動き出しました」。捕手の配球、打球の傾向などを総合的に判断し、最後は飛び込んだグラブの先で抜けそうな打球をつかんだ。

 1―0から2点追加した4回はなお、1死満塁から柳田が併殺打。流れが変わる可能性のあった回だけに「流れを持ってくるプレー」と本多内野守備走塁コーチもうなった。

 7回無死では秋山の二遊間へのゴロもギリギリで好捕。「秋山さんは(傾向が)分かりませんから」と定位置から素早く動いた。この日、牧原の読みはさえ渡っていた。(福浦 健太郎)

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