ソフトB 下克上4連勝で2年連続日本S!今宮がCS史上初3発でMVP「2位の悔しさをぶつけられた」

[ 2019年10月14日 05:30 ]

パ・CSファイナルステージ第4戦   ソフトバンク9―3西武 ( 2019年10月13日    メットライフD )

6回1死二塁、今宮は左越えに2ランを放つ(撮影・西尾 大助)
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 ソフトバンクは13日、西武に9―3で勝って4連勝を飾り、3年連続19度目(南海、ダイエー時代を含む)の日本シリーズ進出を決めた。今宮健太内野手(28)がCS史上初の1試合3本塁打を放つなど5打数5安打6打点の活躍でMVPに輝いた。セの巨人とともにCS突破が同日に決まるのは、09年以来2度目。ソフトバンクは3年連続の日本一を目指す。

 先制、中押しに続いて今宮の3本目のアーチは左翼席に飛び込んだ。7―3の9回1死一塁。西武の守護神、増田の149キロの低め直球を叩いた。リーグ王者の息の根を完全に止めた。

 「自分でもビックリ。本当に良いところで一本一本打てた。リーグ2位に終わった悔しさはみんなあった。その悔しさをぶつけられて良かった」

 初回に中前打を放つと、3回には変化球を振り抜く左越え先制ソロ。豪快な一発で勢いに乗り、3―2の6回にも2ランを放って突き放した。1試合3発はCS史上初。15年の日本シリーズ第3戦の山田哲人(ヤクルト)以来2人目だ。高校通算62本塁打で、明豊時代に3打席連発の経験を持つ28歳だが、プロで1試合3発はもちろん初めてだった。

 7回にも中前適時打して、1試合5安打はポストシーズン初。1試合6打点も同最多タイ、パ・リーグCSの同一ステージでは最多タイの10安打もマークするなど記録尽くしの活躍で、最優秀選手を獲得した。「これからの野球人生で二度とないくらい集中できたし、良いスイングができた」。第1戦での早出特打で自身のスイングを取り戻した。

 昨年は9月に左太腿裏の肉離れを負い、CSを欠場した。今季も左太腿を痛め6月22日に出場選手登録を外れた。「ごまかしてきたシーズン。足が良くなくて悔しいときもあった」との思いをCSでの輝きにつなげた。

 CSファイナルSでは4試合全てで先制点に絡んだ。MVPとPERSOL賞で手にした計200万円の使い道は「まだ考え中。裏方さんに使いたい」と笑った。巨人との日本シリーズに向け「チーム一丸で福岡での初戦を取りたい」。強打の2番打者が、2年連続で2位からの頂点を見据えている。(後藤 実穂)

《今宮の記録》
 ☆1試合3本塁打 プレーオフ(PO)、CS史上初。1試合2本塁打は18年ファーストS第3戦のデスパイネ(ソ)まで13人で15度記録している。なお、日本シリーズでは15年第3戦で山田哲(ヤ)がマークし今宮はポストシーズン2人目。

 ☆1試合5安打 日本シリーズを含めポストシーズン最多。1試合4安打はPO、CSでは17年ファーストS第2戦の筒香(D)まで15人が16度。日本シリーズでは10年第7戦の今江(ロ)まで22人が26度記録。

 ☆1試合6打点 PO、CSでは73年第4戦大橋穣(阪急)、08年第2S第2戦の小笠原道大(巨)、18年ファイナルS第2戦の栗山(西)、同第3戦の上林(ソ)に並ぶ5人目の最多タイ。日本シリーズ最多も6打点で63年第7戦で柴田勲(巨)、04年第3戦でカブレラ(西)がマークした。

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