ドラフト候補右腕 創価大・望月、亡き父と支えてくれた母へ「恩返し」プロへの強い思い

[ 2019年10月14日 10:00 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2019年10月17日 )

創価大・望月大希投手
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 プロ野球ドラフト候補たちの知られざるエピソードを紹介する「ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう」が17日、TBSで午後7時から3時間の生放送で放送される。

 甲子園準優勝投手の星稜・奥川、「令和の怪物」大船渡・佐々木など注目選手の交渉権の行方に注目が集まる今年のドラフト会議は、17日に同局で午後4時50分から全国ネットで生放送。同日、午後7時からタレントの中居正広(47)をMCに迎え、この日を特別な想いで迎える数人のドラフト候補選手とその親たちに数名にスポットを当てて、それぞれの感動のエピソードを紹介する。

 角度あるストレートと変化球を武器とする右腕としてドラフト候補に名を連ねる創価大・望月大希投手には、プロ入りへの並々ならぬ思いがある。長身から投げ下ろすストレートが武器の望月には、プロ野球選手になってどうしても恩返ししたい人がいる。

 それは、母・美雪(ミユキ)さん。望月が10歳の時、野球を教えてくれた父が病気により他界。家族は涙に暮れ、大黒柱を失い生活は一変した。思い出の詰まったマイホームを売り払い、家賃7万円のマンションに移り住むことに。母とまだ学生の兄と姉、そして末っ子の望月の家族4人で、家計はかなり厳しくギリギリの生活だったという。

 だがそんな中、母・美雪さんは1人で家族を守るため昼夜問わず必死に働いた。息子に野球を続けさせるため奮闘した壮絶な日々…そして望月を救った兄の“ある行動”が番組で明かされる。

 望月は「お母さんは、兄弟の前で暗い顔だったり、悲しい顔は絶対に見せなかった。プロになってお母さんに恩返ししたい!」とプロ入りへの決意を語る。ドラフト当日までの険しき道のりと、その裏にあった家族愛の物語を、密着取材と再現ドラマで描く。ついに迎える運命の日…望月はドラフト会議で指名を受けることが出来るのか。番組ではMC中居正広と共に運命の瞬間を見届ける。

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