阪神、山本昌氏を秋季C臨時コーチ招へいへ 投手王国実現へ矢野監督信頼の元同僚に白羽の矢

[ 2019年10月14日 05:30 ]

CSファーストステージ第3戦の試合前に坂本(左)にアドバイスをおくる山本昌氏(右は矢野監督)
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 阪神は今秋の安芸キャンプで山本昌氏(54)を臨時コーチとして招へいしていることが13日、分かった。50歳まで現役を続けた球界のレジェンド。プロ野球最年長登板など数々の大記録を持つ大投手が、矢野阪神の戦力アップに一役買う可能性が浮上した。

 「山本昌さんの名前は挙がっていますよ。(相手の)お仕事のことなどいろいろな事情もあるでしょうからね。現時点では何とも言えないですね」

 球団関係者は臨時コーチの候補であることを明かした。今季は強力なブルペン陣を中心に投手陣が奮闘。シーズンのチーム防御率3・46は12球団トップを誇った。シーズン終盤は先発の駒不足に苦しみながらも救援陣の活躍で逆転CSが実現。矢野監督も「(投手陣が)うちの強み」と話していた。ただ、成長過程である若手も多く、藤浪など苦しむ選手がいることも事実。それだけに、さらなる底上げへ山本昌氏の力を借りたい意向がある。

 球界を代表する名左腕は現役時代には数々の金字塔を打ち立ててきた。最多勝利3回、最多奪三振1回、最優秀防御率1回など何度もタイトルを奪取。実働29年間の現役生活では通算219勝を記録した。矢野監督とは中日時代の同僚。年齢は山本氏が3歳年上ながらバッテリーを組んだ経験もあるなど、指揮官が絶大な信頼を寄せている一人だ。

 ただ、現役引退後の現在は野球評論家としてだけではなく、テレビなど他方面で活躍しており多忙な日々を過ごしている。過密なスケジュールに加えて中日一筋で活躍した存在であるものの、指揮官を務める後輩からの要請に快諾する意向を示す模様。実績と経験は申し分ない。レジェンド魂の注入を求める矢野阪神が、投手王国の実現へ向けても本格着手する。

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