京大、19年ぶり最下位脱出確定!年間7勝&シーズン5勝で同校の最多記録更新

[ 2019年10月14日 19:13 ]

関西学生野球秋季リーグ戦 第7節1回戦   京大3―2同大 ( 2019年10月14日    ほっと神戸 )

京大・同大>延長10回1死満塁、岩城の死球でサヨナラ勝ちし喜ぶ京大ナイン (撮影・奥 調)
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 京大が劇的なサヨナラ勝利で同大から2014年秋以来の勝ち点を奪取。00年秋以来の勝ち点2、最下位脱出を確定させた。

 粘り抜いて接戦を制した。7回に先制されたが、8回1死二塁、主将の西拓樹外野手(4年=西京)が右翼席に逆転2ラン。同点とされたが、延長10回2死満塁から岩城孝典内野手(2年=嵯峨野)が右足にサヨナラの押し出し死球を受けた。青木孝守監督(65)は「去年から歴史を変えようと、ずっと言ってきた。押されているゲームを耐えて、耐えて。今年の象徴のような試合」と勝利の味をかみしめる。秋季リーグ戦は4連勝フィニッシュ。年間7勝、シーズン5勝はいずれも1982年の関西学生野球連盟発足後、同校最多の勝利数となった。

 どん底からのスタートだった。夏場のオープン戦では黒星を積み重ね、6月中旬から2分をはさんで28連敗で秋季リーグ戦に突入。第4節の近大戦で勝利を収めるまで、33連敗だった。「負けすぎて、不安はあった」と主将は振り返る。それでも例年と異なり、企業チームのカナフレックス、クラブチームの大和高田クラブなどと対戦することで“格上”との戦い方を学んだ。「僕らはチャレンジャー。食ってかかっていけば、相手にも焦りが出てくる。気持ちが大事。思い切りの良さや、気持ちで負けないことを心がけた」。苦しかったこと、悔しい思いをチーム全員で成果に結びつけた。

 京大として、秋季リーグ戦の全日程が終了。最終節の同大―立命大の結果次第では4位浮上の可能性を残す。最終順位が4位となれば、連盟発足後初めての快挙となる。西主将は大学院に進学し「塑性力学」を研究するため、この日が引退試合となった。「小学校、中学校、高校と負けて引退だった。勝って、笑って引退するのは初めて。僕らの(勝ち点)2がかすむくらい、これから京大には、もっともっと強くなって欲しい」。母校の歴史を変えた主将は、後輩達にエールを送り、笑顔で野球人生に区切りを付けた。

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