西、2番手で流れ呼ぶ好投 4回には圧巻の3者連続K「凄い自信になる」

[ 2019年9月2日 05:30 ]

第29回WBSC U18W杯 1次ラウンドB組   日本16―7米国 ( 2019年9月1日    韓国・機張 ドリームボールパーク )

<日本・米国>2番手で登板した西(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 西が重苦しいムードを一変させた。1―1の3回から2番手として登板。無失点で終えると直後に味方が大量5点を挙げた。「自分が流れをつくったんかなと思っちゃいますね」と笑顔で振り返った。

 154キロ右腕の真骨頂は4回だった。先頭の5番ロモを直球で、続くヘンドリックをフォークで見逃し三振に仕留めると、7番ハルターはフォークで空振り三振に斬った。圧巻の3者連続三振。5回に2点を失ったが、攻撃の流れをもたらした3回2失点。中学時の米国遠征で縦の変化の有効性を学習し、実践。「凄い自信になる」と笑顔だった。前日の南アフリカ戦では2本塁打含む8打点。2日続けて存在感を見せつける活躍だった。

続きを表示

2019年9月2日のニュース