阪神・近本13試合ぶり適時打 矢野監督「1点以上の重みがあった」

[ 2019年9月2日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2―0巨人 ( 2019年9月1日    甲子園 )

5回2死一塁、適時三塁打を放つ近本(撮影・成瀬 徹)
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 1点リードの中盤5回に阪神・近本が貴重な追加点をたたき出した。2死一塁でカウント2―1から高めの直球を捉え、右翼右を破るリーグ最多7本目の三塁打。スタートを切っていた一塁走者の梅野を本塁へ還し、8月14日の中日戦以来、13試合61打席ぶりの適時打で勝利を引き寄せた。

 「カウントが有利だったので、しっかり強い打球を打てるように、思いきり振っていきました」

 8打数3安打の好相性だった田口から133安打目を放ち、球団新人では歴代2位の98年坪井智哉(135安打)へ一歩前進。無死一塁が岩貞のバント失敗などで2死になった後だけに矢野監督も「あの1点というのは1点以上の重みがあったと思う」と称えた。

 無死一塁からの三ゴロ併殺崩れで一塁に残った初回は続く福留の初球に二盗。2試合連続成功でリーグ3位の27盗塁へ伸ばし、セ・リーグ新人では52年牧野茂(名古屋)に並ぶ歴代6位に浮上した。

 「出塁も進塁も安打がベストなんですけど、塁に残った時は先の塁を狙うようにして得点につなげられるようにやっていきます」

 初球から積極的に次の塁を狙うことを貫いてきた。シーズンも終盤に入り、対戦投手のデータも既に頭の中にインプットできた。試合前には筒井外野守備走塁コーチに自分から考えを伝え、量産への対策も万全。しっかり試合で成果を示した。

 3日からは2位・DeNA、3位・広島と敵地で6連戦。「1週間、甲子園を空けますが、しっかり勝って帰ってきます」と本拠地の大観衆に約束した。(長谷川 凡記)

○…近本(神)が5回の右線三塁打で8月14日の中日戦以来13試合ぶりの適時打。今季7本目の三塁打は、阪神の新人では53年吉田義男と92年久慈照嘉の8本に次ぐ2番目の記録。シーズン133安打目で、球団新人2位の98年坪井智哉135安打まであと2安打となった。初回には二盗で今季27度目の盗塁成功。セ・リーグ新人では52年牧野茂(名古屋)に並ぶ歴代6位。阪神では01年赤星憲広の39盗塁に次いで、1リーグ時代の48年後藤次男に並ぶ2位だ。

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