U18侍、初黒星でスーパーR進出決定は持ち越し 逆転許した直後に雨が強くなり、降雨コールド負け

[ 2019年9月2日 21:05 ]

第29回WBSC U18ワールドカップ   日本1―3台湾 ( 2019年9月2日    韓国・機張 )

<U18W杯 日本・台湾>降雨コールド負けとなり、悔しそうにグラウンドを見つめるU18日本代表ナイン(撮影・木村 揚輔)
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 韓国・機張(キジャン)で行われている野球の「第29回WBSC U18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)」に出場中の高校日本代表は2日、1次ラウンドB組第4戦で台湾と対戦。幸先良く初回に1点先制したが、エラー絡みで1―3と逆転された5回終了後に激しくなった雨によるコールドゲームで今大会初黒星を喫し、スーパーラウンド進出決定は持ち越しとなった。

 前日1日には大会4連覇中の米国に16―7で大勝し、A組も含めて唯一の3連勝を飾ったU18侍ジャパン。初回、1死からストレートの四球で出塁した武岡(八戸学院光星3年)が相手捕手のしつこいけん制に遭いながらも二盗を決めると、4番を務める石川(東邦3年)の左前適時打で先制に成功した。

 だが、3回の守りで1死一、三塁のピンチを迎え、スタートを切った一走を挟殺プレーで追い込んでいる間にスタートを切った三走に本塁生還を許し、一走の帰塁もセーフに。日本は一塁でのプレーにリプレー検証を要求し、映像では一塁手の韮沢(花咲徳栄3年)が走者にタッチしているように見えたが判定は覆らなかった。

 そして迎えた5回、遊撃手・熊田(東邦3年)の2つの悪送球で招いた2死二、三塁から先発投手の宮城(興南3年)が適時二塁打を打たれて1―3と逆転を許した。さらに2死一、二塁としたところで、マウンドは西(創志学園3年)にスイッチ。西が後続を断ってこの回を終えたところで雨が強くなって中断。1時間以上の中断の後に結局、降雨による5回コールドが決まった。

 日本は3日の1次ラウンド最終戦でパナマと対戦する。

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