阪神・岩貞、唯一こだわったウイニングボール 開幕前に妻の叔父が他界「ずっと応援してくれて」

[ 2019年9月2日 06:30 ]

セ・リーグ   阪神2―0巨人 ( 2019年9月1日    甲子園 )

久々の勝利を挙げ、ファンに手を振る岩貞(撮影・大森 寛明)
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 【記者フリートーク】先発投手が手にするウイニングボールの“行方”は人それぞれだ。感謝を込めて両親に贈る人もいれば、自分で保管するパターンもある。岩貞の場合、ほとんど手元に残っていないそうだ。

 「本当にこだわりがなくて。カバンに入れたまま(故郷の)熊本に帰省して、そのまま練習で使って、ボロボロになってますね」

 過去を振り返らないという意味でも執着はしてこなかった。そんな左腕が3月30日のヤクルト戦で手にした今季初勝利のボールだけは大事に保管。聞けば、開幕前に亡くなった妻の叔父のもとに届けるためだった。

 「妻と山形に行った時も毎回“見てるよ”と声をかけてくれて。ずっと僕のことを応援してくれて。このウイニングボールは仏壇に持っていこうと思って妻に渡しました」。

 5カ月前の勝利球と、この日の快投が恩返しになったはずだ。(阪神担当・遠藤 礼)

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