広島、今永に今季5度目の敗戦 4位阪神と2差に 長野は2番で存在感

[ 2019年9月2日 05:30 ]

セ・リーグ   広島2―3DeNA ( 2019年9月1日    マツダ )

8回1死、長野は投手強襲の内野安打を放つ (撮影・奥 調)
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 広島は1日のDeNA戦で2―3と惜敗した。相手先発の今永には今季6度目の対戦で5勝目を献上。「2番・左翼」で先発した長野久義外野手(34)が2安打と存在感を示すなど2点を先行するも、あと一歩届かなかった。2位・DeNAに3・5ゲーム差と後退し、4位・阪神には2差に迫られた。

 攻略の糸口がわずかに見えた。3回までに2点を先行した。今永から今季最多の8安打を放った。ただし、今季6戦で5勝目を献上した事実に目を背けるわけにはいかない。緒方監督は「相手もエース。点を取り続けるのは難しい。結果は負けたけど、簡単に投げさせたわけではない」と手応えと後悔が入り交じった。

 初回2死一、三塁として、会沢が左翼線への適時二塁打で先制点を奪った。「いい投手なので積極的にいった」と初回のうちに3安打を決めた。3回1死二塁では、鈴木が「内角をいい反応で対応できた」とスライダーを左翼線に運ぶ適時二塁打とした。迎打撃コーチが「対応としては、これまでよりよかった」と振り返ったように、試合前までは2完封を許すなど防御率1・22に抑え込まれていた。攻略とまではいかなかったが、苦手意識は感じさせなかった。

 難敵相手に、長野の復調も実証された。初回こそ三ゴロ併殺に倒れたものの、5回にはチェンジアップを左前打。8回には直球を投手強襲の内野安打として今永を降板させた。過去の対戦では26打数2安打、打率・077だった今永からの複数安打は状態が上がっている証。試合後はコメントを残さなくても、同コーチは「振っていく状態ができているということ」と評価した。

 菊池涼の欠場で移籍後初となる2番での先発だった。8月23日の昇格から先発出場はわずか2試合でも、高ヘッドコーチは「出番は増えてくる」と明言。今後は左腕が先発時での5番以降の起用が見込まれるだけに、期待も自然と高まる。

 2位・DeNAとは3・5ゲーム差に後退した。振り返れば、4位・阪神が2差に迫る中、指揮官は「まだまだ。週明けから一戦一戦、戦うだけ」と前を向く。惜敗にも確かにあった手応えを再浮上につなげたい。 (河合 洋介)

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