巨人3戦連続完封勝ち!山口8回零封 4戦4勝で月間MVP有力候補

[ 2019年4月24日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人9―0ヤクルト ( 2019年4月23日    神宮 )

8回無失点で4勝目を挙げた山口「(撮影・大塚 徹)
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 巨人は23日、ヤクルトとの首位攻防初戦を9―0で大勝し、1・5ゲーム差に広げた。先発の山口俊投手(31)が6回1死まで無安打投球。8回1安打無失点で開幕から4戦4勝でリーグ単独トップに立ち、チームを4連勝に導いた。3、4月の月間MVPの有力候補。チームは3試合連続完封勝ちで、きょう24日の同戦で74年以来45年ぶりとなる4試合連続の球団タイ記録に挑戦する。

 2年連続ノーヒットノーランの夢が途切れたのは、6回1死だった。山口は自身を襲った代打・上田の打球を捕れずに内野安打にされた。昨年7月27日の中日戦の再現はならず、一塁への送球も悪送球となり、初めて得点圏に走者を背負った。

 「捕れるボールだったので、悔しいなというのはあった」。そう本音を漏らしたが、「2度目」は許さない。続く太田の放った足元を襲った打球を好捕し、アウトにした。青木には146キロ直球で空振り三振を奪った。

 中5日での次回登板などを考慮され、8回101球で降板。今季初完封こそ持ち越しとなったが、内野安打1本のみに抑え「常に完投を目指してやっている。まだいきたかったですけれど、球数も少なく抑えることができてよかった」と充実感を漂わせた。守護神クックが右肘の違和感で出場選手登録を抹消される中での快投に、原監督も「全て良かったですね」と称えた。

 追い求める理想がある。「究極、真っすぐだけで抑えたい」。近づくために、今季から同じ直球にも「強弱」をつけている。「投げ分けすることによって1つの球種が2つ、3つになる」。直球の最速は150キロだったが、140キロ前後も多かった。同じ球種でも緩急をつけることで打者のタイミングを外し、要所では球速を上げて幻惑する。新たに習得したチェンジアップも加わり、投球のバリエーションが増えた。

 ただ、山口は「やろうと思って、なかなかできることじゃない」と話す。春季キャンプでは連日ブルペン入りしチーム最多の1300球以上の投げ込みを行った。フォームをしっかり固めたからこそ「強弱」の感覚を養うことができ、開幕から自身初となる4連勝につながっている

 成最後の伝統の一戦に続き、平成最後の「TOKYOシリーズ」で首位攻防初戦だった2位ヤクルトにも快勝し、4連勝。24日も完封すれば球団タイ記録の4試合連続完封だ。「また次、その次といい調整ができるように頑張る」と山口。つないだバトンは、24日に先発するドラフト1位・高橋にしっかりと渡された。 (青森 正宣)

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