楽天3連勝で堅首!平石監督39歳バースデーに白星贈った

[ 2019年4月24日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天4―1日本ハム ( 2019年4月23日    札幌D )

ウィーラーと勝利のハイタッチを交わす平石監督(撮影・高橋茂夫)
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 潮目が変わった瞬間だった。楽天は5回まで相手先発の杉浦に完全投球を許していた。6回から投手がバーベイトに交代。先頭のブラッシュは「非常に悪い流れだったけど、投手が代わってうれしかった。流れを変えようと思って打席に入った」。カウント2―2からのスライダーを完璧に捉え、チーム初安打となる2号ソロで試合を振り出しに戻した。

 この日は平石監督の39歳の誕生日だった。ブラッシュの打球が広い札幌ドームの左中間席に到達した瞬間、ベンチ内でウィーラーが指揮官に向かって「Happy Birthday!」と絶叫。祝砲で重苦しい空気が一掃された。1―1のまま迎えた9回1死二、三塁でウィーラーが左越えに決勝6号3ランを放ち、バースデー勝利をプレゼントした。

 チームが札幌ドームに到着後、指揮官にうれしいサプライズが待っていた。ベンチ裏でコーチ、選手、スタッフ全員から誕生日を祝われた。同学年の渡辺直から花束、主将の銀次からは選手が合同で購入した高級腕時計がプレゼントされた。事前に何も聞かされていなかった平石監督は「予期せぬことだったので本当にうれしかった」と感激。選手たちの思いが詰まった腕時計を着けて、この日の試合の指揮を執った。ウィーラーは「腕時計がラッキーアイテムになって、幸運を呼び込んでくれたんだろうね」とうれしそうだった。

 試合前には「現役時代は誕生日の思い出が何もないんですよ。大敗したらどうしよう」と話していたが、監督就任1年目の誕生日で見事に勝利し「忘れられない1勝になった。良い一日でした」と素直に喜びを口にした。逆転勝ちで3連勝。今季最多の貯金7で首位をがっちりと守っているが、「油断できる立場ではない」。青年監督に気の緩みは一切ない。 (重光 晋太郎)

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