栗山流オープナー調子より“球数厳守” 2番手の交代のタイミングに向けた準備に課題

[ 2019年4月24日 08:30 ]

パ・リーグ   日本ハム1―4楽天 ( 2019年4月23日    札幌D )

日本ハムの先発投手・杉浦(撮影・高橋茂夫)
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 【追球ズーム ここにFOCUS】日本ハムの本拠・札幌ドームがどよめいた。「ピッチャー杉浦に代わり、バーベイト」。5回まで65球で打者15人を完全に抑え、毎回の9三振を奪った杉浦からの継投。球数や状況でイニング数を柔軟に決める「栗山流オープナー」のため、約60球がメドだった右腕が6回以降も続投する選択肢はなかった。

 昨季10勝のマルティネスが故障で離脱するなど先発の駒が不足しており、ローテーション投手は上沢、有原、ロドリゲスの3人のみ。それ以外の「谷間」は中継ぎ寄りの調整を行う金子、斎藤らが同役割を務めている。この日は開幕から2軍4試合で計9回1/3、最長で3回、65球しか投げていない杉浦を抜てき。昨季に右肩痛から本格復帰したばかりでもあり、栗山監督は「球数にメドがあった」と明かす。戦力が完全に整うまでは苦しいやりくりは続きそうだ。

 新戦術の課題はロングリリーフも視野に待機する2番手だ。直近に同役割を務めた金子は18日のオリックス戦で5回まで54球、1安打無失点で移籍後初勝利。ただバトンを受けた加藤は1回1/3で2失点だった。この日のバーベイトも6回に先頭のブラッシュに同点ソロを被弾。球数で先発の降板のタイミングが決まるため、序盤から準備を開始する。心身ともに調整は難しい。

 接戦を落とした栗山監督は「(杉浦は)いいスタートを切った」と評価。一度、出場選手登録を外れ、次の出番を待つ杉浦は「良かった点は自信にしたい」と前を向いた。 (山田 忠範)

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