もがく巨人3年目・高田 上原や岩隈に疑問ぶつけ貪欲に吸収

[ 2019年4月24日 09:45 ]

巨人・高田
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 巨人の3年目右腕・高田がもがいている。開幕から2軍生活が続く。与えられたメニューだけで練習を終えることはほぼなく、遠投やシャドーピッチングなど自主的に練習を追加する。「ピッチングの動作1つ1つを追い求めていくのが面白い。もちろん結果を出さないといけないです」。1軍を目指して、試行錯誤の毎日だ。

 春季キャンプは1軍スタート。だが紅白戦で結果を残せず、沖縄2次キャンプに帯同できずに宮崎に残留。「残されて当然の結果でもあり、状態でもあったと思う。自分のピッチングがまったくできていなかった」と現実を受け止めた。

 微妙なずれがフォームを乱した。「(上半身と下半身が)連動できていなかった。力みが加わっていくうちにリズムがずれてしまった」。結果を出したいという思いが力みを生んだ。本来のバランスで体重移動ができず、強い直球が投げられなくなっていた。

 キャンプ後半から3月にかけて、課題にじっくりと取り組んだ。体全体を大きく使って、腕を強く振るという基本を意識し、遠投を行った。「(2月前半の状態とは)全然違う」と手応えを感じ始めた。ただ「安定していないところがある」と好不調の波を自覚する。どこかにヒントはないかと、上原や岩隈にも疑問をぶつけに行き、貪欲に吸収している。

 徐々に状態は上向いてきた。イースタン・リーグでここまで5試合に登板し、2勝1敗、防御率2・88。昨季は2軍で最多勝、最優秀防御率、最高勝率の3冠を獲得。1軍デビューも果たした。高田は「どういう役割でも1軍を経験したい。より早くローテーションに食い込んでチームの勝利に貢献したい」と意気込む。20歳右腕が先発ローテーション争いに加われば、好調なチームはさらに活性化するだろう。(記者コラム・岡村 幸治)

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