札幌大谷 山口、初のベンチ入り 左打ち内野手の長打期待

[ 2019年3月14日 05:30 ]

ティー打撃を行う札幌大谷の山口
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 第91回選抜高校野球大会(23日開幕、甲子園)に向けて和歌山合宿中の札幌大谷が13日、甲子園メンバーを発表。一発長打を武器にする山口竜(2年)が背番号11で高校入学後初めてのベンチ入りを決めた。

 バット1本で猛アピールした。先月の鹿児島合宿の紅白戦でバックスクリーン弾を放ち、今季対外初試合となった12日の箕島戦ではチーム初安打を中前へ。「五分五分かな」と思っていたメンバー発表で名前が呼ばれ「これまでつらい思いが多かったので、うれしいの一言」と喜んだ。

 チーム1、2を争う長打力を持ちながら、重圧がかかる場面では考えすぎてバットが出なかった。チームが優勝した明治神宮大会は帯同メンバーからも漏れた。自信を失い、今年1月には船尾隆広監督(47)に裏方に転向したいと申し出た。

 「バッティングはまだまだ生かせる」と船尾監督から説得され、両親と仲間からも励まされて奮起。最終テストとなった12日の箕島戦では初球からフルスイングし、生まれ変わった姿を見せた。

 父・和広さん(63)は73年夏の甲子園に札幌商(現北海学園札幌)の内野手として出場した。親子2代の夢の実現。「背番号をもらったからには恥ずかしいプレーはできない。初球から強く、相手がびっくりするくらい振っていきたい」。山口はそう意気込んだ。(石川 加奈子)

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