【スポニチ大会】東邦ガス1勝 ルーキー辻本完投で社会人初勝利

[ 2019年3月14日 17:20 ]

スポニチ大会 Cブロック   東邦ガス2―1セガサミー ( 2019年3月14日    神宮 )

<セガサミー・東邦ガス>完封は逃したものの最後を併殺で締めて完投勝利の東邦ガス・辻本は大きく息をつく(撮影・村上 大輔)
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 東邦ガスが今大会1勝を挙げた。駒大出身のルーキー辻本宙夢投手(22)が6安打1失点完投と踏ん張った。完封ペースの9回、3安打で1点差とされなお1死一、三塁も二ゴロ併殺でゲームセット。「社会人はなかなかアウトになってくれない」と苦笑いした。

 昨秋の東都大学リーグ優勝決定戦・立正大戦以来の神宮。大一番はDeNAドラフト2位・伊藤裕の先制ソロなどで8季ぶりの同大優勝を逸した。

 迎えた社会人1年目。本来なら11日の初戦(岩槻川通)に先発予定だったが、降雨順延により懐かしいマウンドで社会人公式戦初白星を挙げたのも何かの縁かもしれない。「投げやすい」と空気をかみしめた。

 決勝2ランは9年目の小野紘明内野手(30)だ。7回1死一塁から左翼席へ。「真っ直ぐ。“3連敗だと名古屋に帰れないぞ”と山田監督にゲキを飛ばされたから良かった」と胸をなで下ろした。

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2019年3月14日のニュース