原巨人、超攻撃的オーダーで爆勝!2番・丸が3連続適時打

[ 2019年2月17日 05:30 ]

練習試合   巨人11―1サムスン ( 2019年2月16日    沖縄セルラー )

初回無死三塁、丸は先制適時打を放つ(撮影・森沢裕)
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 巨人・原辰徳監督(60)が16日、今季初の対外試合となった韓国・サムスンとの練習試合で「超攻撃型オーダー」を披露した。広島からFAで加入した丸佳浩外野手(29)を2番に入れ、3打席連続タイムリーの3打数3安打。その丸を含めた新戦力4人をスタメンに並べ、全員が安打を放った。19年型新打線は4回まで毎回得点し、計14安打11得点で大勝した。

 原監督を「見事」とうならせた。打順を広島時代の3番から2番に変えた初球。丸の胸中は不変だった。

 「ゾーンに来た球を一球で仕留める。振れる球は積極的に振りにいこう」。初回、1番・吉川尚が2球目を右中間三塁打し、迎えた第1打席。初球の140キロ直球を右翼線に引っ張る。先制の適時二塁打だ。対戦もデータもない相手韓国人投手に「振れる球は振る」モットーを実践。わずか3球で、今季の対外試合初得点を奪った。

 世界一連覇に導いた09年WBCでは、当時西武の中心打者だった中島を2番に置いた原監督。昨年末から「2番・丸」の構想を描いてきた。「最善策の中で」と多くを語らなかったが、多大なメリットが想定できる。

 2年連続MVPスラッガーを前に、相手投手は1番打者を簡単に歩かせることはできない。見えないプレッシャーがかかる。丸にとって2番は「クリーンアップにつながる重要なところ」。昨季39本塁打を放ったが「自分は本塁打打者ではない」とつなぐ意識が強いため、3番・坂本勇、4番・岡本に厚みを加えることになる。

 どこからでも得点が取れる。2回は下位打線の9番・炭谷からの攻撃。無死一、三塁で回ると、「得点圏で来ることもシーズンでたくさんある」と右前適時打で役割を全うした。3回は7番・陽岱鋼(ヨウダイカン)のソロの後、左前適時打。3打席連続適時打は、全てファーストストライクを強振した。

 紅白戦を含めた実戦計3試合で10打数6安打5打点。春季キャンプでは連日特打を行い、1時間以上もフルスイングを続ける。いかなる球にも対応できる証で、原監督は「1打席目に初球から打てる。あの準備というのは見事」と称えた。

 打撃コーチからバントのサインのないことは事前に伝えられていた強打の2番。「打ちにいきながらつなげることができれば一番」。今後さまざまな打順は試されるが、開幕戦に近いと予想される新打線で花丸スタートを切った。 (神田 佑)

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