ソフトB正義149キロで内川K斬り 背水のシーズン「迷いはない」

[ 2019年2月17日 05:30 ]

ソフトバンク紅白戦   白組1―0紅組 ( 2019年2月16日    アイビー )

2回を投げ1安打無失点に抑えた田中(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンクの田中正義投手(24)が16日、宮崎キャンプの紅白戦に白組2番手で登板し、2回を1安打1四球、無失点に抑えた。内川を149キロ直球で見逃し三振に仕留めるなど、先発ローテーション入りへ猛アピール。16年ドラフトで5球団が競合した大器が課題の制球難を克服し、勝負の3年目に懸ける。

 背水のシーズンにかける気迫が伝わってきた。3回、先頭の川瀬を130キロのフォークで見逃し三振に片づけた。続く周東を四球で歩かせたが、後続を打ち取る。2イニング目の4回2死から福田に左前打を浴びるも、内川を149キロ外角速球で見逃し三振。この日の最速球で安打製造機を沈黙させた。田中は結果が伴う計22球に胸をなで下ろした。

 「全体的に悪くなかった。課題のフォアボールとか変化球の精度はまだだが、しっかり腕を振って投げられている。迷いはない。一生懸命やるだけ」

 首脳陣の反応も上々だ。「内川の最後の球は素晴らしかった。あれが常時投げられるようになると期待できる。昨年より腕の振りは良くなったし、けん制、守備もうまくなっている」。倉野投手コーチが及第点を与えれば、工藤監督も「ストライクゾーンで勝負することができていた」と評価。内川も「いいボール」とうなるしかなかった。

 1軍デビューを果たした昨季は中継ぎ10試合の登板にとどまったが、目指すは先発ローテーション入りだ。武田、高橋礼、大竹、中田らと争うことになるが、自分の立場は理解している。「今年ダメなら期待されなくなる。インパクトを残さないと厳しい。あとはオープン戦でしっかり投げるだけ」。

 ジョークを飛ばす余裕もあった。3回、周東への2球目が球場内スピードガンの誤作動で「160キロ」と表示された。球団計測では146キロながら、田中は「(アマ最速159キロの)甲斐野を超えましたね」と笑った。

 まずは第一関門を突破した。残りキャンプとオープン戦でも結果を残し、勝負のシーズンを駆け抜ける。

 ≪腰付近に違和感、上林別メニュー≫上林が腰付近の張りを訴え、別メニューで調整した。前日の守備練習中に違和感を覚え「病院に行くほどではないです。休み明け(19日)からできたらいい」と軽症を強調した。また、右股関節外旋筋群軽度損傷で離脱中の柳田はティー打撃で40スイングし「日に日にですね」と表情は明るかった。

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