阪神ジョンソンは技巧派!シート打撃で変化球多投「自分の持ち味」

[ 2019年2月17日 05:30 ]

阪神・春季キャンプ ( 2019年2月16日 )

ケース打撃に登板したジョンソン(撮影・成瀬 徹)     
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 阪神の新外国人、ジョンソンがベールを脱いだ。来日後初の実戦形式となるケースを想定したシート打撃に登板。1メートル88、91キロの豪快な見た目とは対照的に、その投球内容はむしろ繊細と言えた。

 「打者との対戦は今年初めてだったので、打者と競えたことはうれしかったし、チームメートとプレーすることができて楽しかった」

 糸原、北條ら5人と対戦し無安打投球を展開。直球は、この日投げた4投手で最速となる149キロを計測したが、それが持ち味ではない。全25球のうち、実に過半数の13球が変化球。まさに「技巧派」の投球だった。

 「カーブをはじめとした変化球が一番の自分の持ち味。ファストボールも自分の武器の一つと思うけど、やっぱり変化球が自分の中で持ち味と思っている」

 特に、存在感を放ったのがカーブだ。計10球を投じ、木浪から空振り三振を奪うなど3人の結果球に使った。球団関係者によると、なんと3種類のカーブを操るという。この日、視察した他球団スコアラーが一様にカットボールと勘違いした球種も実はカーブの一種だった。まさにジョンソンの生命線。さらに来日を機に解禁し「打者に対して久々に投げた」というチェンジアップを2球、カットボールを1球。外国人投手には似つかわしくない老獪(ろうかい)な投球だった。

 加えてマウンドさばきも繊細だった。「そんなにこだわって投げたわけじゃない」と振り返ったが、この日のクイックモーションの最速は1秒15。登板前に「今回は厳しくやらないでいいよ」と伝えていた矢野監督も「できると思うよ」と信頼を寄せた。

 そして…。おなかも少し繊細!?のようだ。「担々麺を食べた時に、おなかが痛くなったけど、焼き鳥や刺し身、いろんな日本食を、おいしくいただいています」。日本食も、日本球も好感触。「PJ」は、柔よく剛を制すタイプだ。(惟任 貴信)

 ▼巨人田中大二郎スコアラー 対外試合で見てみたいね。ドリス、藤川もいるけど、この時期に149キロが出るのは順調なのかなと思う。実戦向きだね。

 ▼中日井本直樹スコアラー 全体的に変化球が良かったね。直球と変化球をうまく使い分けていた。クイック自体も遅くはないし、できるのかな、という印象。

 ▼広島田中彰スコアラー 意外と、まとまっている印象。コントロールも良い。クイックとかも上手にできて、器用な投手。日本に対応しそうだなと思いながら、見せてもらいました。

 ▼DeNA東野峻スコアラー ブルペンではキレイな回転の球を投げていたけど、今日はシュート回転の傾向が強かった。ブルペンとは違った感じでしたね。

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