牛島氏 日本ハム・輝星の初登板を高評価「高卒1年目であれだけ…」

[ 2019年2月17日 08:30 ]

日本ハム紅白戦   白組5―1紅組 ( 2019年2月16日    国頭 )

力投する吉田輝(撮影・西海健太郎)
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 【牛島和彦 CHECK!】吉田輝はちょっと力んでしまったかな。全体的に球が高かった。初登板で、いきなりホームランも打たれ、力むのも無理ない。ただ高卒1年目で、あれだけ真っすぐで向かっていけていた。そこは何よりも評価してあげていいと思う。最後に鶴岡から空振り三振を奪った真っすぐは初めて低めに決まり、素晴らしかった。良い部分をしっかりと見せてくれた。まだ2月の半ば。こういう経験も経て、磨いていけばいい。

 フォームで気になる点は特になかったが、欲を言えば球にもう少し角度があれば威力は増すのではないか。1メートル75で上背がないのは仕方ない。高校時代から、体が沈んでいって投げていた。そこを変えて良さが出なくなってはいけないが、一考の余地はあると思う。

 柿木は投げっぷりはいいし、打者を攻めていけていたのは評価したい。初登板で大したもの。ただ真っすぐがシュート回転することが目立った。甘くなると打たれやすいし、その点だけ気になった。(スポニチ本紙評論家)

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2019年2月17日のニュース