DeNA・中井“移籍1号”「結果を出し続けていくしか居場所つくれない」

[ 2019年2月17日 08:30 ]

練習試合   DeNA5―3ヤクルト ( 2019年2月16日    浦添 )

2回、先頭打者の中井が左越えソロを放つ(撮影・村上 大輔)
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 またしても第1打席だ。今季初の対外試合。「5番・三塁」で先発出場したDeNA・中井は2回先頭で141キロの直球を振り抜いた。打球は左翼ポール際に吸い込まれる「移籍1号」となった。

 巨人を戦力外となり、12球団合同トライアウトを経て加入した。初実戦だった11日の紅白戦でも第1打席に先制の適時二塁打。積極性でこの日もアピールし「結果を出し続けていくしかチームに居場所をつくっていけない。与えられた場所でチームにプラスになれる働きができるように」と表情を引き締めた。ユーティリティープレーヤーとして期待するラミレス監督も「このまま活躍を続ければ出る時間は増える。使いたい気持ちにさせてくれる」と目を細めた。

 17日は巨人との練習試合に再び「5番・三塁」で出場する。「ジャイアンツのときの僕を知っている人に“中井頑張っているな”と思ってもらえれば」。古巣との一戦も、この勢いで駆け抜ける。(町田 利衣)

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2019年2月17日のニュース