イチ、日本開幕戦先発急浮上!正中堅手スミス離脱で白羽の矢

[ 2019年2月17日 02:30 ]

キャッチボールするイチロー(撮影・会津 智海)
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 マリナーズは15日(日本時間16日)、野手組の集合日を迎え、マイナー契約で招待選手のイチロー外野手(45)がキャンプ施設に入り、身体検査と自主トレを行った。3月20、21日のアスレチックスとの開幕2連戦(東京ドーム)へ向け、正中堅手のマレックス・スミス外野手(25)が右肘痛で開幕までの復帰が微妙となり、イチローにスタメンの可能性が急浮上した。

 圧倒的な存在感だった。午後2時45分、イチローが自主トレのためフィールドに姿を見せると、空気が一変。張りつめた雰囲気の中でケージ打撃、キャッチボール、ランニングなどで汗を流した。

 午前中の記者会見でスコット・サービス監督はイチローについて「自分の力が十分にあることを見せるためにここに来るだろう」と笑顔で話し、こう続けた。「スミスが3週間前に利き腕を痛めた。キャンプはスロースタートになる。若い選手やイチローのプレー機会が増えるだろう」

 指揮官はオープン戦の出場機会増を示唆するにとどめたが、ある関係者は「スミスが痛めたのは右肘。現状で日本開幕戦に間に合うかは微妙だと思う」と明かした。イチローの先発出場の可能性が膨らみ、開幕カード以降もメジャー生き残りを目指す上で最高のアピールの場となる。

 練習前の身体検査では、驚きの数値もはじき出した。具体的な数字は伏せられたが、例年7・2〜7・4%の体脂肪率が今年は過去最少で、チームでも最少を記録した。01年からイチローを知る元ヘッドトレーナーで現在シニアディレクターを務めるリック・グリフィン氏は「驚異的。信じられない」と話した。

 クラブハウスでは、新加入の菊池と対面。シアトルで左腕の入団会見が行われた1月初旬以来の再会で「よろしくお願いします」と頭を下げられ、イチローは「よろしく!元気?」と笑顔で返した。

 12年に行われた日本開幕戦では「1番・右翼」として5打数4安打1打点と大暴れ。7年を経て再び力を証明すべく、日米通算28年目へと踏み出す。(ピオリア・笹田幸嗣通信員)

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