雄星争奪戦“2強”アピール合戦 ジャイアンツとマリナーズ

[ 2018年12月13日 05:30 ]

西武の菊池
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 西武からポスティングシステムで大リーグに挑戦する菊池の争奪戦で本命視されるジャイアンツと対抗馬のマリナーズが、ウインターミーティングで連日のアピール合戦を繰り広げた。

 ジ軍のファーハン・ザイディ編成本部長が「スカウトが何度も見てきた。近いうちに何かが起こる」と自信たっぷりに話せば、マ軍のジェリー・ディポトGMも「我々は菊池が大好きだ」とラブコールを送った。

 両編成責任者は会場で直接、話し合いの場も持った。今季までドジャースのGMを務めたザイディ編成本部長は「前田を西海岸に連れてきた経験がある」と胸を張った。今季のジ軍は先発陣が故障で結果を残せず、マ軍はチーム再建中。ともに補強ポイントは「若い先発投手」で重なる。

 西海岸の住環境と日本投手不在はともに菊池の希望とも合致するとみられる。交渉期限は米東部時間来年1月2日午後5時(日本時間同3日午前7時)。スコット・ボラス代理人のもと、交渉はギリギリまで続きそうだ。

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2018年12月13日のニュース