広島・大瀬良 今年の漢字は「成」 200投球回目指しもっと“成”長を

[ 2018年12月13日 05:30 ]

イエローハットをかぶり笑顔を見せる(前列左から時計回りに)西武・森、多和田、広島・大瀬良、会沢(撮影・三島 英忠)
Photo By スポニチ

 スポーツニッポン新聞社が制定する「2018プロ野球最優秀バッテリー賞」(協力・一般社団法人電池工業会)の表彰式が12日、東京都文京区の東京ドームホテルで開かれた。セ・リーグは広島の大瀬良大地投手(27)―会沢翼捕手(30)が受賞。両選手には賞金100万円などが贈られ、大瀬良は来季、200投球回に照準を定めた。

 女房役の会沢や西武のバッテリーとスーツ姿で並んだ表彰式の壇上。初受賞の大瀬良は「会沢さんと2人でいただいた賞。2人で“獲りたい”と話していたので光栄だし、うれしいです」と話し、最高の笑顔を披露した。

 ローテーションの柱としてリーグ3連覇に貢献し、成長ぶりをチーム内外に誇示した1年だった。27試合で15勝7敗、防御率2・62をマークし、最多勝、勝率1位の2冠。このうち9勝が会沢とのコンビで挙げたもので、成熟を実感する。

 「試合前も試合中も、お互いの考えを深く話し合う。バッテリーとして、去年までよりも一つ上のステージに進めたと思います」

 エースという形容も目に付き始めた。それでも本人は「まだ全然」と首を横に振り、来季に向けて「研究されてしんどくなると思うけど、乗り越え、もっと実績を積み上げていかないといけない」と高みを見据える。

 「イニング数をもっと投げていきたい。200イニングは、目指したい数字ではあります」

 昨季は3年ぶりに規定投球回数をクリアする145回2/3を、柱として回った今季はさらに上積みして182回を投げた。体調的に苦しかった時でも投げ抜いただけに「200イニングに近づけば近づくほど、難しいものだとも感じます」は本音だ。

 「信頼されていないと難しい。1年間投げられるコンディションづくりも大事。ただ頑張れば届くかな…と」

 200投球回を達成すれば、広島では15年の前田(現ドジャース)以来。勝利数や防御率に連動する上に、エースの称号を得るためにも超えたい数字だ。

 この日、今年の漢字に『災』が選ばれた。大瀬良にとってのそれは『成』と明言。「野球の上でも、人としても、少しは成長できたかな…と思うので」。まだまだ成長できる。来季200投球回を達成して4連覇に導き、真の大黒柱になる。(江尾 卓也)

続きを表示

この記事のフォト

「名将かく語りき〜歴史を彩った勝負師たち〜」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2018年12月13日のニュース