「社会人のおかわり君」ことパナソニックの新人・片山がベストナイン受賞

[ 2018年12月13日 20:07 ]

<2018年度 社会人野球表彰>表彰された(前列左から)日本生命・藤井、日立製作所・岡崎、日本生命・原田、JR東日本・東條、三菱重工名古屋・勝野、NTT東日本・大竹(後列同)大阪ガス・近本、三菱重工神戸・高砂の那賀、JFE西日本・三木、パナソニック・片山(撮影・大塚 徹)  
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 2018年度社会人野球表彰(主催・日本野球連盟、共催・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社、協賛・シチズン時計)の授賞式が13日、KKRホテル東京で行われた。

 ルーキーながら指名打者でベストナインを受賞したのは「社会人野球のおかわり君」ことパナソニック・片山勢三内野手(23)だ。1メートル76、105キロの恵まれた体格で年間本塁打6発をマーク。打数の差で本塁打王は同じく6発の日立製作所・岡崎となったが、堂々のベストナインだ。

 スーツ姿で初々しくマイクの前に立った片山は「1年目からしっかり結果を出せたのは良かったが、都市対抗予選前に調子を崩してしまった。来年は貢献したいし、10本以上打って本塁打王をとりたい」と意気込んだ。

 門司学園(福岡)では通算32発、九州共立大でも通算93安打&14発と右のスラッガーとして学生時代から名を馳せた。高校時代はまだスリムで中堅手を務めた経験があるが、「門司学園は進学校なので国公立を目指していた。引退後受験勉強していたら、体重が増えてしまった」と苦笑いする。志望の国立大の入学はかなわなかったが「受かっていたら今頃何をしていたか。受験失敗したけど、そのおかげで大企業にも入れた」。社会人入りの際には108キロまで増え「健康診断でいきなり引っかかった」というが、「チアシードを食べて満腹にしたり、食事を工夫した」と101キロまでダイエットに成功。西武の中村や山川ら同じタイプの右打者の動画を参考にしながら、アーチを量産した。

 「プロでやりたい」と来秋ドラフトの指名を目指す。そのため今年からは守備に力を入れ、一塁や三塁の守備にも挑戦する。「本塁打王とれなかったのがめちゃくちゃ悔しい。来年こそは2ケタ打って、タイトルをとりたい」。たくさんの夢と希望が詰まった大きな体と、明るいキャラクターに要注目だ。

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