【13日の主な契約更改】広島・田中アップ 青木、糸井は現状維持

[ 2018年12月13日 22:30 ]

契約を更改し笑顔で会見する田中(撮影・長嶋 久樹)
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 プロ野球の広島、ヤクルト、阪神で13日、契約更改が行われた。

 ヤクルトは青木宣親外野手(36)が現状維持の年俸3億3000万円(金額は推定)でサインした。来季が3年契約の2年目となる。7年ぶりに日本球界復帰した今季、127試合の出場で打率・327、10本塁打、67打点。強いリーダーシップでチームをけん引し、チームを最下位から2位に押し上げた。「そこそこの成績を残せたが満足できないところもある。もっともっと頑張っていきたい。もっと打ちたいし、勝つための一本を打っていきたい」と語気を強めた。

 ヤクルトは中村悠平捕手(28)が契約更改交渉に臨み、保留した。チームでは今オフ初の保留者となった。「(サインは)していません。球団の方から複数年を提示され、来年FAということもあってもう少し自分の中で考えたい。一度話を持って帰って、じっくり考えたいと思った」と説明した。次回交渉は来年となる見込みだ。

 阪神は糸井嘉男外野手(37)が現状維持4億円でサイン(金額は推定)した。移籍2年目の今季については「悔しい」と振り返り、「今年の悔しい思いを晴らしたいという思いはあるので。絶対に、皆で力を合わせてやっていきたい」と来季への思いも語っていた。6月30日のヤクルト戦で死球を受けて右足腓骨(ひこつ)を骨折。復帰後の9月21日広島戦ではダイビングキャッチした際に左肩を強打し、同29日に「左肩鍵盤部分損傷」が発覚するなど、ケガに泣いた1年だった。

【広島】

田中広輔内野手1億8000万円(+4000万円)

今村猛投手8700万円(−800万円)

【ヤクルト】

奥村展征内野手950万円(±0)

原樹理投手4000万円(+1100万円)

青木宣親外野手3億3000万円(±0)

 ▽保留=中村悠平捕手

【阪神】

能見篤史投手1億1000万円(−1000万円)

糸井嘉男外野手4億円(±0)

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2018年12月13日のニュース