阪神ドラ1近本 糸井超え!最跳不倒垂直跳び92センチ ケタ違い身体能力

[ 2018年12月13日 05:30 ]

今年の漢字「変」を色紙に書き込む近本(撮影・後藤 正志)
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 阪神のドラフト1位・近本光司外野手(24=大阪ガス)が驚異的な身体能力の持ち主であることが12日、判明した。猛虎のドラフト1位は、やはりタダ者ではなかった。新入団選手を対象とする体力測定。当初の測定日だった2日は所用のため参加できず、11日に甲子園で実施され、近本が垂直跳びで「92センチ」という驚きの数値を叩きだした。

 「跳ぶのは得意。体を使ってバネを生かすというのは得意ですね。その(92センチの)数字がすごいかどうかもわからなかった。(1メートル70と)身長が低いんで(結果的には)身長が高い人と到達地点が一緒になる。そんなに重要視していないです」

 近本自身は至って冷静だが、最近では13年横田の80センチが最高で、若手随一の身体能力を誇る藤浪でも78センチだった。極め付きは「超人」と称され、走攻守3拍子を高レベルで兼備する糸井の87センチも上回っている点だ。同じ外野手だけに、プロ入り前の「糸井超え」は何とも頼もしい限りだ。

 一般的に、垂直跳びに関してNBAの平均記録は71センチで陸上の跳躍競技のトップ選手でも70センチ台とされている。これまでは、自身も「最大の武器」と言う俊足がクローズアップされてきた中で、野球界どころか、オリンピックに出場するトップアスリートをもしのぐジャンプ力を、猛虎の一番星は隠し持っていたことになる。

 もちろん、自慢のスピードでも存在感を示した。同じ大阪ガス所属で北京五輪陸上男子400メートルリレーの銀メダリストである朝原宣治氏から「ピッチ(回転数)が速くて馬力がある走り。ここまで野球選手でピッチが出る人はいないんじゃないかと」とお墨付きをもらった短距離の30メートル走では3秒87を記録。同期入団で最速だった同2位・小幡の3秒98を大きく上回り、チームNo・1の呼び声高い植田と同タイムだった。

 「その日もトレーニングとかしていて、その(ベストでない)状態で、どれだけ出せるのかなと思っていた。シーズン中は絶対に疲れてくる。その中でいかに結果を出すかなので、数字を出せたのはよかった」

 新たな舞台に向け、最高の“スタートダッシュ”を切ったと言える期待の即戦力。大舞台でも大きく、そして高く跳び上がり、サクセスロードを疾走する。

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