阪神 来秋ドラフトに社会人屈指の両腕リストアップ

[ 2018年12月13日 07:00 ]

JFE西日本の河野
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 阪神が、来秋ドラフトに向け社会人屈指の両腕を上位候補としてリストアップしていることが12日、わかった。JFE西日本の145キロ左腕・河野竜生投手(20)と東海理化の150キロ右腕・立野和明投手(20)で、即戦力候補といわれる2人も、虎のドラフト戦線を熱くしそうだ。

 河野は阪神の本拠地である甲子園にも縁深い。鳴門時代は1年生から主戦としてフル回転。3年連続で夏の甲子園大会に出場し、3年生だった16年夏はチームを8強へと導いた。社会人入り後も順調に成長を遂げ、今秋の日本選手権では宮崎梅田学園と日本生命を相手に2完封を記録。決勝で三菱重工名古屋に惜敗したが、大会を通じて計27回を投げ1失点と抜群の安定感を誇った。1メートル74と上背こそないが、81キロとがっちりとした体格からキレある球を投げ込む。球団関係者も「2位までに消える」と高く評価している。

 1メートル81、77キロと均整のとれた体格の立野は、中部大第一では甲子園出場経験こそないが、入社2年目の今季に才能を開花させた。秋の日本選手権が圧巻で先発した1回戦の室蘭シャークス戦では初回に自己最速を1キロ更新し大台に到達する150キロを計測。6回まで完全投球を展開しタイブレークに突入した延長12回も投げ抜き4安打1失点完投。チームに二大大会初勝利をもたらした。球団関係者も「来年の目玉(の1人)になる」とうなずく。

 来秋のドラフト戦線は「高校四天王」と称される大船渡の157キロ右腕・佐々木朗希投手を筆頭に星稜・奥川恭伸投手、創志学園の西純矢投手、横浜の及川雅貴投手ら高校生にも逸材が揃う。将来性を重視するのか、それとも即戦力を獲得するのか――。答えが出る来秋まで、猛虎はマークを続けていく。

 ◆河野 竜生(かわの・りゅうせい)1998年(平10)5月30日生まれ、徳島県鳴門市出身の20歳。小1から野球を始め投手と一塁手。鳴門では3年連続夏の甲子園で先発し、3年夏は8強。JFE西日本では1年目から公式戦に登板。持ち球は最速145キロにスライダー、スローカーブ、ツーシーム、チェンジアップ。1メートル74、81キロ。左投げ左打ち。

 ◆立野 和明(たての・かずあき)1998年(平10)4月3日生まれ、愛知県出身の20歳。小1で野球を始める。中部大第一では2年秋からエースも甲子園出場なし。東海理化では1年目から公式戦に登板。持ち球は最速150キロにスライダー、カットボール、カーブ、スプリット。1メートル81、77キロ。右投げ右打ち。

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