菊池が侍J内野リーダー MLBびびらせた“忍者”再び

[ 2018年11月7日 05:30 ]

練習中、笑顔で話す菊池 (撮影・大塚 徹)
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 日米野球(9日開幕・東京ドームなど)に臨む侍ジャパンは6日にヤフオクドームで初の全体練習を実施し、7日の台湾との壮行試合に備えた。菊池涼介内野手(28=広島)は稲葉篤紀監督(46)から内野の“リーダー役”に指名され、中心選手として侍をけん引していく覚悟を示した。

 今や求められるのは結果だけではない。キャプテン制を敷かない今回の侍の中で菊池は稲葉監督から内野の“リーダー役”を命じられた。内野で最年長の同僚・田中とは同学年。2013年の台湾遠征で初選出されてから今回で8度目の侍招集となり、豊富な経験を還元する世代となった。

 「呼ばれたからにはしっかりとやりたい。監督からは“まとめてやってくれ”と言われている」

 9日に開幕する日米野球の先行メンバーの6人に選出されたことからも期待の大きさは伝わる。先行メンバーからは菅野、筒香という投打の軸が辞退。「ギータ(柳田)もいるし、僕は引っ張っていってもらいたいんですけどね」と笑っても、指揮官からの“指令”を意気に感じないわけがない。今年3月のオーストラリア代表との強化試合でも「(17年の)WBCを経験しているメンバーが引っ張っていかないといけない」と意気込んでいたように侍をけん引する自覚がにじむ。

 プレーでチームを引き締める魅力も持つ。14年の日米野球で菊池の守備はMLB公式サイトから「忍者」と絶賛された。今季の巨人とのCSファイナルSでも第2戦での決勝弾に加えて、度重なる好守でMVPに選出されるなど自慢の守備は大舞台でも輝きを失わない。今季は打率・233と苦しもうと侍には欠かせない存在だ。

 「大会ではないけど、監督からは勝ちにいくと言われたので、そこに貢献したい。プラス、向こうの(MLBの)一流選手を間近で見てみたい」

 全体練習ではシート打撃などで最終調整を済ませ、若手とのコミュニケーションもいとわなかった。投内連係ではDH出場が見込まれる山田哲とともに二塁に入り、先発出場が有力。20年の東京五輪へ弾みをつけたい侍を菊池が引っ張る。(河合 洋介)

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