甲斐侍キャノンVSモリーナ米ロケット 稲葉監督予告「どんどん仕掛ける」

[ 2018年11月7日 05:30 ]

キャッチボールで調整する甲斐 (撮影・大塚 徹)  
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 日米野球(9日開幕、東京ドームなど)に臨む侍ジャパンは7日、壮行試合となる台湾戦(ヤフオクドーム)を行う。チームは初練習を行い、日本シリーズで新記録となる6連続盗塁刺の阻止率10割でMVPに輝いた甲斐拓也捕手(26=ソフトバンク)は、勝利に導く守備での活躍を宣言した。稲葉篤紀監督(46)も守備の要に高い期待を寄せた。

 稲葉監督と並んで臨んだ公式前日会見で、甲斐が強調したのはやはり守備への思いだった。隣には台湾シリーズMVPの内野手・陳俊秀(チェン・ジュンシゥ)(ラミゴ)が座り、日台シリーズMVPが顔を合わせた。6連続盗塁刺の「甲斐キャノン」、さらに巧妙なリードなどで「守り勝つ野球」を強調した。

 「代表の自覚を持ち、守備をしっかりやっていく。勝てるリードをしたい。勝負事なので勝ちにこだわって」

 森、会沢と打てる捕手がそろう中で、守れる捕手の存在感が光る。注目の盗塁刺には「自信はないですけど。そこは投手の協力あってのこと。ただ今回もチャンスがあれば自分の持っているものを出し切りたい」とキャノン発動へ、いつでも火を入れられる状態だ。

 今回のMLB選抜は俊足ぞろい。今季45盗塁で2年連続盗塁王のメリーフィールドを筆頭に、24盗塁のロサリオ、三拍子そろうMVP候補のアクーニャら、どこからでも走れる打線。稲葉監督は「盗塁は非常に大きな攻撃力。それを阻止できるのは大きな役割」と期待。相手の捕手モリーナは現役トップの盗塁阻止率・407を誇り、ロケットランチャーの異名を持つ強肩だが「逆に日本はどんどん盗塁を仕掛け、重圧を与えていく」と掲げ、キャノンVSロケットが鍵となりそうだ。

 大リーグ公式サイトもこの日「タクヤ“キャノン”カイの日本シリーズ6連続盗塁刺を見よ」と動画コーナーで特集。米国でも注目は高まっている。7日の台湾戦は疲労を考慮されてベンチスタートだが、俊足黒船軍団撃墜へ。「まだまだ力不足ですが。20年東京五輪で、稲葉監督に最高の監督になってもらいたい。僕もそれまでに力をつけてやっていきたい」と甲斐。金メダルへの長い道のりをキャノンで切り開く。 (後藤 茂樹)

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