8回までわずか1安打…侍J、追い上げ及ばず敗戦 稲葉監督「次につながる」

[ 2018年11月7日 22:02 ]

侍ジャパン壮行試合   日本5―6台湾 ( 2018年11月7日    ヤフオクD )

<日本・台湾>9回2死一、三塁、日本・田中広が空振り三振に倒れ、稲葉監督が唇を噛み締め迎える(撮影・大塚 徹)  
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 日米野球(9日開幕、東京ドームほか)に臨む侍ジャパンは7日、ヤフオクドームで台湾と壮行試合を行い、5―6で敗れた。8回までわずか1安打に終わっていたが、0―6の9回に打者一巡の猛攻で反撃。山田哲(ヤクルト)の中前適時打で1点を返すと、相手投手の乱調に乗じて外崎(西武)の2点適時打などで1点差まで迫ったが、最後はあと1本が出なかった。

 「試合から遠ざかっている選手を優先的に出そうと先発メンバーを組んだ。自分の打撃がだんだんとできて(9回に)5点取れた。次につながると思う」と試合を振り返った稲葉監督。

 投手陣は先発の笠原(中日)、2番手・浜口(DeNA)がいずれも2回無失点と好投したが、3番手の岩貞(阪神)が5回に3ランを浴びるなど5失点。9回には、この回から捕手に入った甲斐(ソフトバンク)は台湾の盗塁王・王威晨の二盗を刺して、ヤフオクDを沸かせる場面もあった。

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