元パナ・吉川、喜びのDバックス入団会見「米国の最高峰の舞台に挑戦したかった」

[ 2018年9月25日 09:07 ]

ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、記者会見する吉川峻平
Photo By 共同

 ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ元社会人野球パナソニックの吉川峻平投手(23)が24日、アリゾナ州スコッツデールのキャンプ施設で入団記者会見を行った。会見前には教育リーグに参加し、マイナーの若手選手とともにキャッチボールや守備練習などを行った。

 ユニホーム姿で会見に臨んだ吉川は「また野球をできることに幸せや喜びを感じた」と笑顔。憧れの選手にはヤンキースの田中の名前を挙げ、「今の段階では何も通用しない。自分の中にある課題をクリアしていく中で、メジャーに昇格することが付いてくればいい」と謙虚に語った。

 23歳の右腕は大リーグ球団との契約締結などの行為で日本野球連盟の規定に抵触し、今月に同連盟から登録資格剥奪の処分を受けた。球団は契約の過程について「ノーコメント」。吉川は「若いうちに挑戦できるタイミングがあるなら、米国の最高峰の舞台に挑戦したいという思いがあったので、こういう決断になった」と説明した。

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