阪神・岩貞、意地の7回無失点 窮地で真価発揮「自信あるボール投げ込めた」

[ 2018年9月25日 06:30 ]

セ・リーグ   阪神0―0巨人 ( 2018年9月24日    甲子園 )

先発・岩貞の投球 (撮影・大塚 徹)
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 燃える思いを白球に乗せた。今季初の中4日となった岩貞は、序盤から気迫あふれる投球で7回3安打無失点。白星には届かずも、すべてを出し切り、役割を果たした。

 「気持ちでというか。前回が前回だったので。間隔を詰めて投げさせてもらって、気持ちを込めて集中して。意地でも(点を)取られない気持ちで」

 19日のヤクルト戦では4回7失点でKOされた中で、登板間隔を中4日に詰めて大事な3位・巨人との一戦を託された。期待に応えるべく、結果にこだわった。

 直球にカーブ、チェンジアップと緩急を生かし、的を絞らせず6回まで2安打に封じ込めた。真価を試されたのは、7回だった。

 先頭・岡本に左翼へ二塁打を許すと、阿部の打球はいったんは一塁へのライナーでアウトと宣告された。だが、審判団が協議した結果、ショートバウンドの判定に変更。一塁手・ナバーロの野選に、二塁への送球ミスも重なって無死一、三塁と最大の窮地を迎えた。

 「これだけのピンチなんで、打者に100%集中するしかない。自信のあるボールを投げ込めた」

 長野を捕邪飛に仕留めると、ゲレーロを見逃し三振。最後は大城は空振り三振に封じた。いずれも直球で連続三振に斬り、均衡は破らせず。109球で7回を投げ抜き「交代と言われるまで準備はしていたので」と、8回に向け一度はベンチ前でキャッチボールを行い続投への意思を示したが、ベンチは降板を決断した。

 引き分けの中で光った背番号17の意地。ギアを入れ直し、全力で腕を振って、シーズンを戦い抜く。 (遠藤 礼)

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