ハム 荒木2軍監督、清宮2発に「しっかり準備したところが成長した部分」

[ 2018年5月29日 17:49 ]

イースタン・リーグ   日本ハム8―14西武 ( 2018年5月29日    西武第2 )

<イースタン 西・日>3回無死一、二塁、逆転の右越え3点本塁打を放ち、チームメートとハイタッチする清宮(撮影・木村 揚輔)
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 二軍降格初の実践となった日本ハムの清宮幸太郎が西武戦で2本の本塁打を含む4安打5打点の大活躍。5番左翼で先発すると、1打席目に左前に運ぶと、3回の無死一、二塁では右翼越えの5号3ラン。右飛のあと中前打で猛打賞を記録すると、9回に回ってきた打席では右中間に6号2ラン。大量リードを奪われた試合展開でも、最後まで集中力を切らさず結果を出した。

 この活躍に荒木大輔監督は素直に喜んだ。「1軍から2軍に落とされ普通精神的にもショックがあるのに、練習からしっかり準備して切り替えていた。ホームランを打った打たないではなく、そういうところが成長した部分じゃないかな。しばらくは何も言わないで見ていようと思う。守備?それはまだまだ。そんなに外野の経験はないんだし。一塁と外野を守らせながらやっていきますよ」

 以前、練習も含め甘さが見えた際は呼び出して厳しく指導したという。早実の可愛い後輩だけに、採点も厳しくなるがこの日の活躍は文句をつける材料はなかった。「まだこれからですから」と指揮官は長い目で育てていくようだ。

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