マー君 ユニホーム脱いだ同期と再会…その思いも背負いマウンドへ

[ 2018年5月29日 05:30 ]

ア・リーグ   ヤンキース3―1エンゼルス ( 2018年5月27日    ニューヨーク )

<ヤンキース・エンゼルス>6回、田中(手前)は大谷から2個目の三振を奪う(撮影・大塚 徹)
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 【記者フリートーク】レンジャーズ戦でテキサス州へ遠征していた4日前。ヤンキース・田中は懐かしい顔に再会した。昨季、日本ハムを引退して球団職員となり、レ軍に派遣された榎下陽大氏(29)。同い年の右腕で高校3年時には日本代表で米国遠征へ。旧ヤンキースタジアムも見学した。

 5勝目を挙げた21日レ軍戦をスコアラーとして見た榎下氏は「同じ世代として誇りです」と喜んだ。4失点に「打たれているから」とはにかんだ田中だったが、話題は自然と世代へ。「みんな、結構ユニホームを脱いだよね」と口をそろえた。今年30歳。追う立場から、大谷ら年下に追われる立場へ。「ウインターミーティングまで頑張ってね」と別れた田中だったが、去りゆく同世代の思いもマウンドで背負っている。(遊軍・後藤 茂樹)

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