工藤監督、球宴推しメンは巨人・岡本 緒方監督も長打力絶賛

[ 2018年5月22日 05:30 ]

トークセッションを行う広島・緒方監督(左)とソフトバンク・工藤監督(撮影・村上 大輔)
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 「マイナビオールスターゲーム2018」の開催要項が21日、都内で発表された。今季ブレーク中の巨人・岡本和真内野手(21)が入団4年目で初めてファン投票用紙にノミネート。会見に出席したソフトバンク・工藤公康監督(55)、広島・緒方孝市監督(49)もそろって期待を寄せた。5年ぶりに「プラスワン投票」が復活し、出場選手はセ、パ両リーグ29人ずつとなった。

 熊本の人気キャラクター「くまモン」も登場した華やかな会見の場で、何度も「岡本」の名前が連呼された。「部門別注目選手」の「長打力」の項目で岡本の名前を挙げた工藤監督は「僕が解説者時代に、高校(智弁学園)まで行ってインタビューをしたことがある。能力があると思っていたが、今年一気に大躍進した」と、リーグの枠を超えて賛辞を贈った。

 打率・331、8本塁打はともにリーグ5位で、リーグ6位の27打点と合わせてブレーク中。全セを率いる緒方監督も「岡本は長打力が素晴らしい。打率も高いしミート力もある。ファン投票で選ばれるのでは?」と早くも「当選」を予想した。4年目で初ノミネート。セ一塁手部門はDeNA・ロペス、阪神・ロサリオらがライバルだ。

 岡本自身は16年のフレッシュ球宴で3ランを放ち、巨人勢53年ぶりのMVP受賞。当時「1軍の(球宴の)舞台で活躍できれば」と話していたお祭り男が、ついに夢舞台で躍動する日が近づいてきた。 (鈴木 勝巳)

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