大谷4勝!自己最長8回途中110球 球団最速50K達成

[ 2018年5月22日 05:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―2レイズ ( 2018年5月20日    アナハイム )

力投する先発・大谷(撮影・大塚 徹)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(23)は20日(日本時間21日)、レイズ戦に先発して自己最長7回2/3を6安打2失点で4勝目を挙げ、チームの連敗を5で止めた。9三振を奪い、デビューから7戦で52奪三振はチーム新記録。日本選手でも田中将大(ヤンキース)の58、野茂英雄(ドジャース)の55に次いで3番目の多さだ。

 被弾で目が覚めたかのように、大谷の投球が冴え渡った。3回先頭フィールドに先制ソロを浴びたが、そこから打者12人連続凡退。6回2死から、12人目となるウェンドルを90マイル(約145キロ)スプリットで空振り三振に斬りグラブを叩いた。

 「ホームランを打たれた後も雰囲気は良かったし、勝てると思って投げていた。連敗中に勝てて良かった」

 自己最長の7回2/3、自己最多110球を投げ6安打2失点。8回2死から右前打を許し降板したが、スタンディングオベーションに帽子を取って応えた。「いい流れで降りられた。内容は別として、勝てる確率の高い降り方じゃないかと」。降板後に救援投手が追いつかれた前回13日のツインズ戦では帽子を被ったまま降板したが、充実感が違った。

 球団最速のデビュー7戦目で50奪三振を記録し、52まで伸ばした。9奪三振中6つをスプリットで決め、うち2つは90マイル以上の「超速」。7回先頭ラモスに浴びた左前打が、メジャーでスプリットで許した初安打だった。決め球のスプリットは通算44打数1安打で被打率・023、30奪三振とほぼ完璧。大リーグ公式サイトは「テレビゲームのようなレベル」の球だと伝えた。

 メジャーの先発投手で90マイル超えのスプリットを操れるのは、現在では大谷とヤンキース・田中の2人しかいない。田中の代名詞で「魔球」と恐れられ、昨年のリーグ優勝決定シリーズなどここ一番で連発してきた。

 この日の大谷はスライダーとカーブの制球が今一つで序盤は苦しんだが、22球投げたスプリットを決め球に試合をつくった。日本ハム時代には最速151キロのフォークを投げたことさえある。

 次回登板は従来の中6日なら27日(同28日午前2時5分開始)のヤンキース戦で、相手もローテーション通りくれば田中との投げ合いが実現する。4月28日には打者として対戦濃厚だったが、直前に大谷が故障し流れていた。「その前に打席があるので。一日一日、先を見ずにやっていければ」。まずはそれまでの打者出場に集中。先輩に胸を借りる敵地ヤンキースタジアム初登板へ弾みをつける。

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