巨人 首位広島に大勝、3・5差 山口俊が移籍後初完封4勝、うち地方で3勝

[ 2018年5月22日 21:23 ]

セ・リーグ   巨人8―0広島 ( 2018年5月22日    宇都宮 )

<巨・広>力投する巨人先発・山口俊(撮影・尾崎 有希)
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 2位の巨人が序盤から主導権を握り、12安打8得点で首位広島に大勝、3・5ゲーム差に縮めた。先発山口俊は今季初そして移籍後初完封で4月24日の中日戦以来となる4勝目(3敗)を挙げた。

 試合は巨人が初回1死満塁から岡本の三ゴロ併殺崩れの間に1点を先制、3回2死一、三塁では亀井の左前に落ちる適時打、続く長野の左前2点打で加点した。5回にも2死一、二塁から坂本勇の左前適時打、8回には岡本の9号3ランで大きくリードを広げた。

 投げては先発山口俊が3回まで無安打に抑えると、4回1死満塁で野間、バティスタを連続空振り三振、5回2死二塁でも菊池を空振り三振に切って取った。6回以降は1人の走者も許さず2安打完封。1日の登板で連続死球を与え、一触即発となった会沢も2打数無安打(1四球)に封じた。地方球場では今季4試合目の登板で3勝(1敗)と好投を続けている。

 広島は3連勝で止まり、巨人戦連勝も4でストップ。先発中村祐が勝負どころで踏ん張れず4回7安打4失点で2敗目(3勝)を喫した。打線も好機に一本が出なかった。

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