バレ様様 4番昇格後に本塁打放った試合は全勝

[ 2012年5月8日 06:00 ]

5日の広島戦で12号ソロを放つヤクルト・バレンティン

 4月20日の巨人戦から4番に座ったヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(27)。いきなり決勝弾を放つと、そこからチームも6連勝と波に乗った。4番での変身ぶりをデータで探ってみる。

 バレンティンは4日の広島戦で2年連続の両リーグ10号一番乗りを果たし、ここまで12本塁打。2位の6選手(4本)には8本もの大差をつけ独走している。本塁打を放った試合でチームは8勝1敗。2号からは8連勝中と、一発でチームを勢いづけている。

 開幕16試合は7番に座り、その間2発。ところが4番昇格後は14試合で10本塁打の猛打で、そのうち半分が肩書付き(先制3本、逆転、勝ち越し各1本)の大暴れ。また、勝利打点も12球団トップの6と、主砲として勝負強さを見せている。

 変身ぶりは投球数別、カウント別成績にも表れている。7番での14安打は全て4球以内に打ったもので、5球目以降はノーヒット。一方、4番では、持ち味の積極性に加え、5球目以降も2本塁打を含む5安打。球数が増えても集中力が切れない印象だ。また、2ストライク後の成績を見ても

打順打―安[本]点 打 率

7番26―5-2・192

4番33―8(3)6・242

 4番に座ってからは打率を5分上げ、本塁打も3本と追い込まれても健闘。1日のDeNA戦(横浜)の第1打席では山本の8球目(カウント3ボール2ストライク)を左翼席に叩き込んでいる。

 もっとも、まだ30試合で、真価が問われるのはこれから。昨季も同試合消化時は打率、本塁打の2冠と春先は快調だったが、6月に打率・136と急失速し、以降は大スランプ。本塁打王獲得も、セ最下位の打率・228、セ最多の131三振と胸を張れる成績ではなかった。勝負強さ、粘り強さに進境が見られる新主砲が、今季こそ好調をキープできるか。

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