マー君 投球練習再開のメド立たず…復帰は6月下旬か

[ 2012年5月8日 06:00 ]

1軍復帰が6月下旬以降にずれ込む可能性が出てきた楽天・田中

 腰の張りで2軍調整中の楽天・田中将大投手(23)の1軍復帰が、交流戦明けの6月下旬以降にずれ込む可能性が出てきた。7日、田中は仙台市内の2軍施設でキャッチボールやウオーキングなどを実施。しかし投球練習再開のメドも立っておらず、さらなる長期離脱は避けられない状況だ。

 その言葉には、もどかしさがにじんでいた。この日も球場周辺のウオーキング、約50メートルの距離でのキャッチボールを行った田中だが、「(腰の)状況は変わりません。もちろん早く(1軍に)戻りたい気持ちはあるけど、こうなった以上は焦っても仕方がない」と複雑な心境を吐露した。

 最後の登板は4月19日のロッテ戦(QVCマリン)。その試合では完投勝利を挙げたが、登板後に腰の張りを訴え、同22日に10年8月以来2年ぶりに出場選手登録を抹消された。2週間以上が経過した現在も違和感が取れない状況だが、首脳陣は無理はさせない方針。星野監督も「まだ(1軍復帰の)メドも立ってない。(実戦復帰は)まず2軍の試合になる」としている。今月16日から6月17日までの交流戦期間中は2連戦が続くため日程に余裕があり、先発投手も4、5人で回せる。田中は患部に対して細心の注意を払いながら段階を踏んでいくつもりで、1軍復帰は再び通常の日程となる6月下旬以降となる可能性が高い。

 チームは6日までの9連戦を4勝4敗1分けで乗り切ったものの、借金3で4位に低迷中。エースとしての責任感が強い田中にとって、チームに貢献できない苦しみは大きい。もどかしさや焦りを胸の内に封印し、当面は孤独なリハビリを続ける。

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