大不振のおかわり 4番剥奪危機…渡辺監督も困った

[ 2012年5月8日 06:00 ]

絶不調で4番剥奪の可能性も出てきた西武・中村

 不動とも言える4番の座を、西武・中村が明け渡さなければならないピンチに立たされた。現在24試合、102打席ノーアーチ。スランプが続く主砲について渡辺監督はこの日、楽天戦(Kスタ宮城)への移動に備えた東京駅で「4番だから代えづらい」とした上で「だけど、このままいったら考えないといけない」と苦渋の表情で話した。

 中村は昨年6月9日の広島戦(西武ドーム)から131試合連続で4番として出場。飛ばないとされた統一球が導入された昨季も、2位に23本差をつける48本塁打でタイトルを獲得。116打点と合わせて2冠に輝いた。今やチームだけではなく球界の4番でもあり、3月10日の東日本大震災の復興支援試合の台湾戦(東京ドーム)では侍ジャパンの4番を務めた。

 しかし、ここまで打率・179と絶不調。本塁打は1本だけだ。不振の原因について安部打撃コーチは「内角を攻められた上に、ボールに向かっていこうとしている」と分析。その結果、上体が突っ込んで外角の変化球に対応できていないという。今季使用する新バットが、いまだなじんでいないのも要因の一つだ。

 中村が4番を外れれば、打率・313と好調の3番・中島が代役を務めることが有力。球界の主砲が正念場に立たされている。

 ≪109打席が最長≫中村(西)に最も本塁打が出なかったのは07年8月9日(打席はその前日から)からシーズン終了まで続いた32試合で、打席数もその際の109。今回の24試合、102打席は、いずれもこの時に次ぐブランクになった。

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