ダル6回11K 強打者ジアンビにメジャー初被弾

[ 2012年3月31日 13:14 ]

ロッキーズ戦の2回、ジアンビ(手前)に2ランを浴びたレンジャーズのダルビッシュ

オープン戦 レンジャーズ5―3ロッキーズ

(3月30日 アリゾナ州スコッツデール)
 レンジャーズのダルビッシュ有投手(25)が30日、ロッキーズとのオープン戦に先発。2回にメジャー初の本塁打を浴びるなど6回98球を投げて6安打3失点、2四死球11奪三振で、勝利投手となった。

 25日のマイナー相手の紅白戦から中4日、オープン戦4度目の登板となったダルビッシュ。1回いきなり先頭打者に四球を与えたが、続く2、3、4番を3者連続三振斬り。しかし2回にヤンキースでも活躍した41歳の強打者に“メジャーの洗礼”を受けた。

 ヘルトンに左越え二塁打を許すと、6番ジアンビに2ボールから低めに入った149キロの直球を捉えられ、右翼席に飛び込む同点2ラン。しかしメジャー初被弾にも気持ちを切らさず、続く3人を抑えた。

 3回は8球で3者凡退。4回2死から再びジアンビに中前打を許したが、続くカダイヤーは三振に斬った。5回も見逃し三振、中飛、見逃し三振で3人で終えた。

 6回、先頭のファウラーは右前打。続く2人は空振り三振に斬ったが、2死二塁からヘルトンに左前適時打を許して3点目を失う。続くジアンビはエンタイトル二塁打、カダイヤーに死球で2死満塁のピンチとなったが、最後はパチェコを中飛に打ち取って6回を終えた。

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