中畑DeNAオープン戦V見えた!防御率は唯一1点台

[ 2012年3月25日 06:00 ]

<D・巨>初回1死二、三塁から小池の適時打で生還した森本を出迎えるDeNA・中畑監督(左)

オープン戦 DeNA2-0巨人

(3月24日 横浜)
 中畑DeNAは凄いぜ!強いぜ!!24日、巨人戦で超強力打線を8回途中まで無安打。首脳陣が2本柱と期待する高崎健太郎(26)、国吉佑樹(20)ら4投手による1安打完封リレーで快勝、開幕前の本拠地最終戦を白星で飾った。25日のオリックス戦(京セラドーム)に勝てば、15年ぶりとなるオープン戦1位の可能性もある。進撃を支える投手陣の5完封、チーム防御率1・83は12球団トップ。この勢いは本物だぜ!!
【試合結果】

 8回1死。あと5人。山本が代打・矢野に許した打球が二遊間を抜ける。継投によるノーヒットノーランは夢と消えた。それでも重量打線を、ほぼ完璧に封じ込めた。だから中畑DeNAは勝っている。4投手でわずか1安打での完封リレー。中畑監督は「1本出てくれて良かった。こんなところで記録つくっちゃったら慌てちゃったもんね。矢野、よく打った!な~んちゃって」とおどけ、そして続けた。

 「投手陣、凄いね。強いね。凄く強いチームに見えた。闘争心と平常心がマッチして、強力な打線に真っ向から勝負する、けれん味のない投球。素晴らしかった」

 まずは開幕投手を務める先発・高崎が2回無失点。続いたのは育成選手出身の3年目・国吉だ。20歳右腕は3回からマウンドに上がると、先頭・隠善を149キロ直球で空振り三振。続く4回は2死から味方が失策も冷静に後続を断ち、予定の3イニングを41球で抑えた。「去年までは走者が出たらあたふたしたけど、今年は慌てなくなった。ゆとりを持って投げられている」。オープン戦は4試合、18イニング連続無失点。試合後には「完璧すぎる。1点ぐらい取られておいた方がいいのにな」という指揮官から、4月3日の本拠地開幕戦となる中日戦の先発を通達された。

 昨季12球団ワーストだったチーム防御率3・87が、オープン戦は12球団唯一の1点台となる1・83。課題だった投手陣が安定したのは、宜野湾キャンプで連日の4キロ走など徹底的な走り込みで体力アップを図ったのも要因の一つだ。指揮官は「国吉でも第2クールはバタバタで、真っすぐが120キロ台しか出なかった。それがきょうは力で抑え込む投球。走り込みが大事だとあらためて思った」と目を細めた。

 2月25日のオープン戦初戦(那覇)に続いて巨人に連勝。25日の最終戦に勝てば、ヤクルトと日本ハムの結果次第で15年ぶりのオープン戦1位の可能性もある。中畑監督は「その話題はもういい。オープン戦の勝敗は全く関係ない。シーズンでどう結果を出せるかだから」と無関心を装ったが、4年連続最下位の過去4年間のオープン戦は11、9、12、12位。シーズンとの結びつきは無視できない。

 「いいチームになりつつあるな、という手応えを感じています」と指揮官。この勢いのままオープン戦を締めくくり、シーズンに弾みをつける。

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