選手の成長に懸けた 履正社「プラン通り」継投策ズバリ

[ 2012年3月25日 13:03 ]

<地球環境―履正社>地球環境戦に先発した履正社・東野

第84回選抜高校野球第4日 第2試合 履正社5―2地球環境

(3月25日 甲子園)
 3人の投手リレーで地球環境打線を2点に抑えた履正社の岡田監督は「プラン通り」と目を細めた。昨春センバツ4強の主力選手はほとんど抜け、大幅にチームが入れ替わった。秋の公式戦に登板のなかった背番号「17」の東野を先発に起用、「オープン戦でも十分に力をつけてきた。立ち上がりも抑えてくれるだろうと思った」と選手の成長に懸けた。

 左腕はコーナーを丁寧に突いて3安打無失点でバトンを渡す。2番手の速球派右腕の阪本は3安打1失点。7回にはエース・東が登板し、「僕が崩れるわけにはいかない」と1点を失うものの安定した投球を見せた。

 3回ずつ、3人の2年生による投手リレー。岡田監督は「1人で投げきるには、まだ実力不足」と苦肉の策を強調も、「回数を区切って役割分担をはっきりさせれば、全力で投げられる」と手応えを感じていた。

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